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2007.04.11

アンフェアなバースデーソングに思いを込めて

 4月8日。穏やかな日曜日、荻窪で開かれたスタッフミーティングの最中に、嵐を呼ぶ一本の電話。声の主は、ういろう・ガールこと鬼頭弥生。ミーティング会場に向かう途中、ちょっとなよなよした覆面姿の二人組に身柄を拘束されたとの事。雨の中寒がる子犬のように、声を震わせる弥生。犯人に気づかれたのか、会話は途中で途切れてしまう。騒然とする一同。冗談にしてはリアル過ぎ、エイプリル・フールにしたってもう一週間前の話。状況が状況だけに、普段は冷静な田中佐代子も冷静な判断が下せない。地黒の遠藤義大も顔面蒼白。佐藤祥子もお菓子を食べるのを止め、飯高かすみ、五十嵐崇博も言葉が出ない。


 そこに、来訪者を知らせるベルの音。扉の向こうに現れるは、右手に変声マイク、左手に弥生(犬のぬいぐるみに写真を貼っただけのもの。とっても笑顔)を抱えたジェイソンの面したスーツの男(林尚徳)、そしてショッカーの面をしているにも関わらず普通に地声で会話を始める社長(殿塚裕太)。要求を述べる前に、「みおを返して。」と田中佐代子の手により強引に弥生を奪われ、それに加えマイクの電池が切れる事態に、慌てるジェイソン。画用紙とマジックを使って、荻窪に来た目的を伝える事に。「お前達が忘れている事を」「俺たちは伝えに来た」。一枚目と二枚目とめくられる画用紙。しかしそれに続く三枚目には一見何も書かれていない。不思議がる若者達。しかし、それをブラック・ライトで浮かび上がらせて出てきた文字は・・・。


「アンフェアにはアンフェアを・・・」


「五十嵐崇博にはバースデー・ソングを・・・」



 そして冷蔵庫からはケーキが、電子レンジからはプレゼントが現れ、ギャルズはうさぎの耳を付け、顔色の戻ったエディはレゲエかつらをかぶり、クラッカーも鳴らし、五十嵐君の誕生日(ホントは11日だけど)を祝ったのでした。




 五十嵐君とはかれこれ3年以上の付き合いになるのだけど、こういうサプライズ系の誕生日をやれた事がなかったので、普段の感謝の気持ちも込めて、手の込んだものにしようと思いました。彼がTVドラマ「アンフェア」 が好きだという情報から、今回のような計画を立ち上げました。ホントは血糊とか使いたかったのだけど、場所が場所だけに断念しました。


 今後もキャンパーの誕生日サプライズとかには極力関わっていきたいけど、自分が何かみんなが集まる場を設定すると、かなり怪しまれてしまうので、これからは黒幕として、携わっていきます。



今度祝われるのはあなたかもしれない・・・

(文責:林尚徳/撮影:田中佐代子)

(被害/被祝福者:五十嵐崇博)


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