FIWCワークキャンプ感想文&コラム

2006年春キャンプ

林尚徳「一笑を大切に」

2006.05.14 UpDate

 まずはあらためて、今回のメンバーにもう一度「キャンプに参加してくれてどうもありがとう。」と言いたい。キャンプ直前にレイテ島南部での大規模な地崩れがあり、保護者の中には参加を反対する方もいたりして、参加を断念する子がいてもそれは仕方ないと思っていた、でも誰一人欠いてほしくなかった。だから本隊メンバー全員(+勝手についてきたS子含む)がセブ島のホテルで、キャンプ参加の決意を表明してくれた時は嬉しくてたまらなかった。絶対いいキャンプにしてやろうと思った。このメンバーで一緒にキャンプ出来て、そしてリーダーを務められてホントよかった。みんな、ホントどうもありがとう。


 このFIWCのフィリピン・ワークキャンプに関わりだしてもう2年半近くになる。その間フィリピン・レイテ島には5回も行ってしまった。周囲の親しい人達からは「何でそんなに何度もフィリピンに行くの?」と聞かれる。自分でもよくそんなに行くなあ、と時々呆れたりもするし、よく分からなくもなる。でも敢えて理由を言うとすれば「このキャンプ活動が好きで、それに携わる人達が大好きだから。」という事になる。


 自分は日本人として生まれ、これまでも日本人で、これからも日本人として生きる。真の意味でフィリピンの人達の価値観だったり感情を理解し、それを共有する事は出来ないと思う。自分達がやっているキャンプ活動で彼らの生活水準が大幅に上がったりする事は決して無いけれど、共に過ごす事で笑い、踊り、歌を歌う事は出来る。やさしく温かな気持ちを感じ合える。自分が何かする事で、多くの人が喜んでくれる、笑ってくれる。これに勝る幸せは無いんじゃないかな。 


 今年の4月でフリーター生活5年目に突入した。長年やっていた役者活動にピリオドを打ち、正直将来に不安はある。けれど頑張って前向いて、「一笑」を大切に、これからも何らかの形で人に働きかけられる、そんな生き方を模索していけたらというのが素直な気持ち。これからもこのキャンプに、フィリピンには関わり続けると思う。だって好きだから。

(執筆:林尚徳)



ページの先頭に戻る