FIWCワークキャンプ感想文&コラム

2007年夏キャンプ

今川麻里絵「ナリパーイ!」

2007.10.12 UpDate

 キャンプ準備から今まで、思い出すことがありすぎる。それぞれの瞬間が忘れられない。その時の感情、言葉、風景、鮮明に思い出せる。自分にとってこのキャンプはすごく大きい存在で、これからもそうだろう。

 今年も参加を決めたのは、説明会をしていくうちに去年のキャンプを思い出して、また村人とあんな出会いをしたいと思ったから。説明会に来てくれた皆と一緒にキャンプに行きたいし、こーしと一緒にキャンプをしたいと思ったから。


 村人にはヘルスケアセンター以上に多くを与えられた。毎日が村人の親切で溢れていて、すごく温かい生活だった。村人と生活して仲良くなるから、私たちのワークが喜んでもらえるのだろう。村人と日本人の出会いはこのキャンプの醍醐味だと思う。

 自由行動の日、去年のキャンプ地カンバントゥー村に行った。子どもが大きくなっていた。ステイ先のタタイは私たちが帰国してから英語を勉強したらしく、会話が出来るようになっていた。突然の訪問だったのに、おいしい昼食を出してくれた。このように、ボニファシオも帰ったらまた温かく迎え入れてくれる場所になったんだなぁ、と感じた。会いたい人、帰りたい場所がどんどん増えていく。別れは寂しかったけれど、また会える。


 個性のある日本人メンバーと出会って、自分の世界が広がった。こんなに一人ひとりに対して感謝して、尊敬して、人間性に惚れるキャンプになるなんて思っていなかった。ただ楽しいだけのキャンプじゃなくて、濃くて、学ぶことが多かった。

 超能力のように人の気持ちに気付いて声をかけられる人、村人と楽しんで濃い絆を作る人、疲れているのに皆の為に働きまわる人、どんな言葉より伝わってくる純粋な心を持っている人、さりげなく人を支えられる人、人の考えを理解しようとする人…。色んな人がいて、ものすごく支えられた。

 自分の未熟さも痛感した。出来ないことを認めてしまえば、周りには助けがいっぱいあった。また、自分の価値観が全てではないことも強く実感した。キャンパーには自分のダメな部分も毎日のように見せて、受け入れてくれたり、注意してくれたりと、すごく感謝している。


 悩むことも多々あったけれど、村人とキャンパーが笑っている姿が心を和ましてくれた。この笑顔が、村人とキャンパーが出会ったことで生まれたなら、キャンプをやっていてこんなに嬉しいことはないって思った。


 帰国して、すんなりと日本の生活に戻った。村人もきっと私達がボニファシオ村に行く前と変わらない日常を過ごしていると思う。木陰のベンチで日中のんびりしたり、農作業したり、相変わらず授業中に遊んでいる子もいるだろう。

 ただ、毎日私は村人のこと、キャンプのことを思い出す。一緒にご飯を食べて、ワークして、遊んで、お酒飲んで、笑って…。村人も私たちキャンパーをたまに思い出しているかもしれない。生活がばらばらに戻っても、一緒に過ごした時間、帰れる家があること、出会った事実は変わらずにあり続ける。


 最後に、OBの方々、家族、友達等多くの方々に応援してもらいました。今回、キャンプが多くのOBの方々に支えられて成り立っていることを実感しました。いくらお礼を言っても足りないのですが、写真や感想文でこの気持ちを分けられたらと思います。本当にありがとうございました。

 こーしの「キャンパーも、村人も、OBの方々もこのキャンプに関わった全ての人に幸せになってもらいたい」って考えに共感して、ずっと頭の中にこのフレーズがあったのですが、このキャンプに参加できて、ボニファシオの村人と出会えて、私がすごく幸せ感じています。

(執筆:今川麻里絵)



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