2007.08.16 UpDate
2007年6月23日(土)、8月4日(土)に、 FIWC関東フィリピンワークキャンプとしては初の国内行事である 「カオン会」を開催した。 第1回は半ば試行的な催しだったので、 この報告書では現役キャンパーが主体的に企画の中心を担った8月4日(土)の第2回の内容に焦点を当てる。
なお、「写真集」にこれら2回のカオン会の様子を収めているので、ぜひご鑑賞いただきたい。
【目次】
1:活動の背景、趣旨、目的について
2:料理係の報告
3:ゲーム係の報告
4:会場係の報告
5:もてなし係の報告
6:参加したOBの感想
7:参加者へのお礼の言葉
8:収支報告
9:活動の成果、課題、今後の展望を総括
今回のカオン会という企画は、ネパールキャンプのカヌスの会という「OB、OGを招いて料理を振舞い、 現役キャンパーと触れ合って楽しんでもらい、会費としてキャンプへのカンパを頂く。」というものをヒントに行いました。
実際、今回2007年夏のキャンプは財政難でフィリピンでも必要だと感じ、企画しました。 また、フィリピンキャンプではいままで自分達独自の活動があまりなかったので、 今後への一つのステップとしても考えています。
6月23日(土)の第1回は国内行事担当の田中佐代子さんと僕が中心に呼びかけ、 カンパを重視して行い、結果多くの援助を頂きましたが、反省点も多く、第2回に活かせるよう反省点を出し合いました。
8月4日(土)の第2回は現役キャンパー達自らの手で企画を作ろうということで、 総括や料理、ゲームなど各係を分担してカンパはそれほど重視せずにお客様に楽しんでもらいつつ、 自分たちの結束も高めようという意図で行いました。
各係からの報告は以下のようにまとまっていますので、読んでいただければ幸いです。
(遠藤義大)
今回のカオン会での料理は、シニガン・メヌド・焼きバナナのココナッツシロップがけを作りました。 ここで振り返りながら料理の説明をちょっと入れたいと思います。
シニガンは、トマトや大根などといった野菜と魚介類を具とした酸味のきいたスープのことをいいます。
メニューを決めた最初の段階では、カレカレというピーナッツソースで煮込むスープを作る予定でした。
しかし、私が調べたレシピによると、肉を煮込むために2~3時間という、
とてつもなく時間がかかるレシピだったので急遽、シニガンに変更になりました。
そして、このシニガンに白身魚を入れたわけですが…。ほとんど人がこの白身魚に気づかなかったと思います。
なぜなら、これを入れてかき混ぜている間にだんだんとバラバラになって小さくなってしまったからです。
それでもいい感じにできあがってよかったです。
メヌドは、豚バラ肉と野菜を炒めたものをいいます。これはご飯にかけて食べたトマトソースの料理です。
野菜や肉にトマトソースが思った以上にしみ込んでいて、ご飯なしでは物足りないほど、とてもおいしい料理にできあがりました。
そのため、給食で使ったような大きめの鍋で作ったのですが、すぐにカラになってしまうほど大好評でした。
そして、デザートの焼きバナナです!!料理の名前は"焼きバナナ"なのですが、実際は"煮込みバナナ"でした。 わたしが見間違えて"バナナのココナッツシロップがけ"というのに勝手に"焼き"をつけちゃいました。 すいません…。そして、このココナッツシロップというものを勝手に甘いものだと思い込んでいました。 ココナッツミルクに砂糖をレシピに書かれている量より入れても甘くならず、 あきらめ半分でバナナにかけたら美味しく食べられたという驚きのデザートでした。
結果として、私たちが奮闘したこの3品の料理が、食べてくれたみんな、
カオン会に来てくださった早稲田大学のボルネオプロジェクトチームの方々やOBの方々にも笑顔で「美味しかったよ(*^_^*)」、
と喜んでもらい本当によかったと思います。
(板橋真奈美)
前回のカオン会の反省としてOBに頼りきった進行があげられた。
そのため、今回のカオン会では現役メンバーからゲーム係をたて、ゲームの内容決め、当日の進行をゲーム係が行い、
OBメンバーやゲストを最大限楽しませるゲームを企画、進行することが私たちゲーム係にあたえられたミッションである!
ゲーム全体のよかった点として、まずはとにかく参加者に楽しんでもらえたことである。
特に6人がポーズを取りひとつの絵を作るピクチャーゲームは非常に盛り上がったと思われる。
また、開会前にチーム分けをしてあったので、開始がスムーズであり限られたゲーム時間を有効に使えた。
反省点としてはゲームの選択と難易度の設定と時間配分である。
最初の伝言ゲームは待っている人が暇であり、また問題も難しかったため参加者を少々退屈させてしまったように思う。
しかし、その場の参加者の雰囲気や進行時間を考慮して、
ゲームのルールの簡略化やカットなど臨機応変に対応できたことは、よかった点とも言えるだろう。
欲を言えば、ゲームを楽しむだけでなく多少強制的であってもゲームを通じて、
現役メンバーとOBやゲストがコミュニケーションできるような仕掛けを、ゲームの中にもっと作りたかった。
そしてゲームに限った事ではないが、全体としてOBの方々がゲームや会を盛り上げようとしている姿勢を感じ、
進行役をしながらとても感謝したと同時に、こういった役回りも現役メンバーが行えたらさらに良いものになっただろう。
カオン会終了時には、参加者数人から楽しかったというコメントをいただいた。 多少の反省点はあるものの、現役メンバーが中心となってゲームの進行を行い、 OBやゲストを含む多くのゲーム参加者に楽しんでもらえたのはよかったと思う。 課せられたミッションは成功したと言えるのではないだろうか。
(田中美里)
前回ミーティングで仕事の内容の説明は受けたんですが、実際に動いてみると、 分からないことが一杯出てきたので、重要な仕事を分配する場合は、 仕事についてまったく経験のない人間がいることも考慮して、 具体的な説明を受ける時間がミーティング中に欲しかったです。 (会場係ならば、場所の取り方を過去の実例を挙げて説明するなど。)
係ごとに割り当てられても、係りの人と連絡を取りあうとなるとリーダー格が必要となるので、 そういう「仕切る人」を係りの間で最初に決めておけば効率が良かったと思います。 今回、質問等を誰にしたらいいのか分からず、 一人でどこまでやったらいいのかも分からず…ということになったので仕切る人の大切さを感じました。
与えられた内容を全員で把握して、役割分担をミーティング等で確認しておけば、 後にメールでのやり取り等をしなくて済むのではないでしょうか? 全員が集まれる機会が少ないので、公式の時間に決められることを決めておければ、 後の作業が楽になるかと思います。
(荒木津香佐)
【良かった点】
カオン会にきてくれたお礼としてネームプレートをプレゼントとしたこと。
買ったものを渡すのではなく個人個人にメッセージを送るという心のこもったプレゼントになった上、
首から下げるネームプレートにしたため参加者の名前が容易にわかり、より親しくなりやすい環境づくりができた。
【反省点】
駅から会場までの迎えの際、ゲストであるボルネオプロジェクトの方々とあまり交流できないまま連れてきてしまった。
もっとはじめから打ち解ける努力をすべきだった。
(佐橋加奈子)
【緒方健太】
今回のカオン会はフィリピンキャンプにとって素晴らしい試みだったと思う。
まずOBと現役キャンパーとの交流がより親密な形でできたという点。 会が始まる前からOBと現役メンバーが混ざり合って談笑していた。 特に現役メンバーから積極的にOBや外部ゲストに話し掛け、情報交換している姿が印象的だった。
次にカオン会の企画・運営を現役キャンパーが行うことで、団結力が高まったという点。 本キャンプ前に互いの個性や役割分担を明確にすることで、現地で予想される問題と解決法のヒントを得ることができたと思う。 OBにとっても現チームの個性がわかりやすくサポートや助言も具体的になるのではないかと思う。 実際、会では一人一人が自分の役割を理解し、助け合い、一丸となって運営する姿からキャンプ本番の成功を予感させてくれた。
また、受付で渡されたネームプレートに、小さな手紙が添えてあった。 今年8月のキャンプリーダー・矢口くんからの感謝の言葉だった。 この手紙は相当うれしく、今も自宅の壁に貼り付けて大切にしている。 実際現地に行って活動は出来ないが、自分もフィリピンキャンプメンバーとして同じ目線で受け入れてもらえた気がした。
※経歴:FIWC九州委員会のフィリピンキャンプに参加、関西委員会の委員長を務め、
今春から千葉県に移り住む。
【滝澤里恵】
皆でワイワイ食べるフィリピン料理はやっぱり最高!
初対面の方ばかりでしたが、用意してくれた名札(メッセージ付!)やゲームで楽しませて頂きました!
企画&準備ありがとうございました。
キャンパーの団結力をみててカレプロファンドも活用されると思いました。 熱い夏を。きっと忘れられない夏になると思います。 いってらっしゃい!全キャンパー無事の帰国を待ってます。
※参加キャンプ:2002年夏、2003年夏
【殿塚裕太】
カオン会にOBとして参加致しました殿塚裕太と申します。
とりあえず俺が言いたいのは…メシが滅茶苦茶旨かった!
前回は行けなかったのですが、『足りない』という声が多かったそうですね。
今回は逆でボリュームがありすぎていて余ったりしてました。
人数把握が曖昧でこの辺は難しいとこだけど、次回は適当な分量の見積もりが大事だと思います。
今回のキャンパーとOBとのコミュニケーションもキチンとなされていて、 FIWC関東フィリピンワークキャンプの初企画としてはなかなか上出来だったのではないでしょうか? 個人的に言えばリーダー矢口晃士の頼りがい、代表遠藤義大の責任感を見て、 今後のFI新体制改革に希望が持てた有意義な時間でありました。 キャンプ(ワーク)の成功を切に願います!
※参加キャンプ:2003年夏、2004年夏、2005年春、2006年春、2006年夏
皆様、カオン会お疲れ様でした。
2回のカオン会に足を運んでくださった先輩方々、本当にありがとうございました。
カオン会は忙しくて来れなかったけど、私たちのキャンプをサポートしてくれている方々、本当にありがとうございます。
このカオン会で頂いたものはお金だけではなく、 FIWCという団体の素晴らしさ、みんなの優しさ、人と人とのつながりというものを強く感じました。
皆様から頂いたもの、教えて頂いたことをキャンプにいい形で還元していきたいと思います。 本当にありがとうございました!!
(矢口晃士)
【6月23日第1回カオン会】
会費収入:64,000円
支出:買出し13,500円+会場費2,250円=15,750円
収支:64,000円-15,750円=48,250円
【8月4日第2回カオン会】
会費収入:52,000円
支出:会場代12,000円+食費21,846円=33,846円
収支:52,000円-33,846円=18,154円
◆◇ 総収支:48,250円+18,154円=66,404円 ◇◆
以上の利益はすべて今回のワークキャンプの費用に還元されます。
ご来場いただいた皆様、有難うございました。
今回、8月4日(土)に開かれた第2回カオン会では2つの成果を挙げることができました。 1つ目は、ネームプレートの使用、更に立食形式を採用したことによりキャンプメンバーとOB・OG、 更に他のボランティア団体の方々との交流を前回よりも格段に深める事が出来た事。 そして2つ目は今回のカオン会の企画、運営をキャンパーが主体で行ったことにより、 今年のキャンパーの雰囲気を、周りへとしっかり伝える事が出来た事。
以上2つが今回のカオン会の成果として挙げる事できると思います。しかしその一方、 「広報活動をもっと幅広く行うべきではないか」 「より多くの方のスケジュール調整を可能にするためにも、開催場所や開始時刻をもっと早く計画すべきではないか」 というような課題が生まれてきた事も事実だと考えています。 次回はこれらの課題をしっかりと解決し、今回よりも更に良いカオン会を開ければと考えています。
そして最後に、我々FIWC関東フィリピンワークキャンプは、
これまで現地でのキャンプに重点を置いて活動を行ってきました。
しかし現在のこのスタンスでは
「キャンプごとに分断されてしまう短格的な組織になる恐れがある」
「何人かの特定人物のみに頼ってしまう」など、いくつかの問題点が生じてしまっています。
我々は現在、この様な現状を変えていこうと考えています。その考えの一環として、
今回開催したカオン会をきっかけに国内での活動も幅広く展開していこうという展望を抱いています。
この展望を現実のものにするため、そしてより良い団体へと変革するため、
これからも皆で力を合わせて頑張っていきたいと考えていますので、よろしくお願い致します。
(三浦勇太)
(編集:五十嵐崇博)