過去のFIWCキャンプ報告

2006年春キャンプ

ワーク:水道システム構築計画 (1)

2006.05.15 UpDate

ワーク内容

【小学校へのワーク】

  • 小型タンク設置
  • 教室の天井設置、ドアノブ・窓ガラスの修復
  • 小学校へのパイプ接続

【バランガイ(村)へのワーク】

  • 大型タンク設置


(図) プロジェクト地図2006 カリガトナン村



ワークを行う理由・意義

【小学校へのワーク】

  • 2002年のワークキャンプで完成し切れなかった水道システムを完成させる。
  • 当時作ったトイレもいまだに使用されず、ほとんどの子供は外で済ませている。
  • いまだに小学校に水はなく、子供たちは清潔とは言えない川の水で手を洗ったり、飲んだりしている。
  • すぐ近くに水道水はなく、歩いて数分の場所まで水を汲みにいく状況である。
    (そのため、川の水を利用する子供が多くなってしまう。)
  • 教室の1つに天井がなく、日差しの強い日の授業は大変暑い。
  • 窓ガラスが割れていて激しい台風の日には雨が教室の中に入る。
  • ドアノブも壊れたままである。

【バランガイ(村)へのワーク】

  • 水源地から遠い地域は水が少ない
  • 小学校への水道をひくことによる、バランガイへ流れる水量の減少を防ぐこと

ワーク手順

 ここでは、今回のワークのメインとなる【貯水タンクの作り方】を紹介します。 なお、各タンクの作業手順は異なっており、小型タンクは「ブロック・タイプ」、大型タンクは「フォーム・タイプ」でした。


~小型タンク(ブロック・タイプ)建設~
①土運び班
近くの川から砂を学校まで運んでくること何往復。 ひたすら単純作業ではあるが、これが1番のハードワーク。



②整地・壁作り班

 地面を平らにし、鉄棒でタンクの型を作り、そこにブロックをはめていく。 また、運ばれてきた砂とセメントをもんじゃ焼きの要領で水と混ぜ合わせてコンクリートを作り、 ブロックの内側・中・外側ときれいに塗り固めていく。


③天井お手伝い班
職人さんが角材とベニヤ板を使って天井を作っていく手伝いをする。

【小型タンク完成】
出来たタンクに高低差を利用したパイプをつなげ、タンクに水を通して完成!

~大型タンク(フォーム・タイプ)の建設~
 こちらも整地作業から始まり、鉄棒で型を作る。 しかしブロックは使わず、鉄棒の内側と外側に角材で補強したベニヤ板を固定していく。 その間にコンクリートを流し込んでいきタンクを作る。コンクリートが固まった後、 ベニヤ板を剥がしていきパイプをつなげて完成!

【ポイント!】
この手法のほうがスモールタンクのそれより強度が高い。 簡単そうに感じるが、何しろ規模が大きく材料の量が多いため、なかなかのハードワークである。 とくに山で切り取った角材を運ぶことや、コンクリートを作ることなどみんなで協力しなければ、大変な作業である。

(田中佐代子/若林亮太)



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