過去のFIWCキャンプ報告

2007年夏キャンプ

食事係:キャンプ中の飲食における問題点及び病気との因果関係について

2007.11.04 UpDate

仕事内容

(1)食費会計
 全体会計から食費分を預かり、その費用の中から毎日買出し班に1000ペソを渡す。 また、飲み水をドラッグ(買出しへ行く町)にあるアクアマーク(水屋)に注文する際にかかる費用も食費より会計する。 それらにかかる費用を集計し、精算する。


(2)水の管理
 ドラックにあるアクアマークに電話でデリバリーを注文。 その際、配達日時、ボトルの個数を伝える。


(3)調味料の管理
 共同生活中に必要な調味料を管理し、不足分があるようならば家事班に買ってきてもらうよう頼む。




問題点

(1)食費会計
 フィリピン、特に田舎では紙幣が大きすぎると売り手側にお釣の持ち合わせがない場合がある。 そのため、買出しに1000ペソ札や500ペソ札2枚を渡しても使えないことがあった。

 また、買出し後の清算時に会計側も大きい額のお金しかないために清算の受け渡しがスムーズにいかず、 それらの清算を後回しにしたことによって会計の誤差を生む原因にもなった。

 その他にも誤差を生んだ原因として、買った物の詳細を紙に書いてもらっていたが、 それらの紙の紛失、さらにキャンプ序盤において口頭で清算してしまった事などが挙げられる。


(2)デリバリーのフィリピンタイム
 デリバリーの配達がいい加減であった。指定時間に来ないばかりか、 指定日中やその翌日になっても来ないことがあり、水不足が何度か起きてしまった。 また、指定日を守るように電話や直接店のほうに出向いてお願いしても配達が遅れることが多々あった。 配達が間に合わずに、ワークを抜けて水のボトルを買いに行くこともあった。

 さらに、キャンプ序盤では自分達で作る夕食は火を通していたため水道や井戸の水を用いていたが、 下痢や食中毒の人がでた際、それらの水もボトルの水を用いるようになったため使用量が一気に増えた。 そのような事態もあるため常に余分にキープしておくことが望ましい。


(3)病気と水との因果関係
 今回4人が入院したが、そのうち3人が食中毒と診断された。 その際に、マヨルガの市長に「今回の食中毒の原因は飲み水、ボトルの水を煮沸せずに飲んでいるから」との指摘を受けた。 しかし、ボトルの水は全員が飲んでいたし、4人が病気になったのもキャンプ中盤であったため水が原因であるとしたら、 もっと大人数さらにはキャンプ序盤で食中毒にかかっているはずとミーティングで判断。 水・食器等の衛生管理に努めるよう心がけ、煮沸は行わなかった。

 その後、食中毒は起きなかったため今回の食中毒と水との関係性は薄いとみられるが、 マヨルガの市長によるとボトルの注ぎ口から菌が繁殖し、集団食中毒に陥ったことも過去にあったそうだ。 また、アクアマーク(水屋)で実際どのような洗浄・殺菌が行われているのかも分からないため、 アクアマークの水を信用して飲んでいいのかという話も出た。 実際、ドラックにあるレストランでは、綺麗な水を得るためにアクアマークではなく、タクロバンの水屋に注文しているそうだ。 こうした事情もあるため、水と食中毒等の病気との関係には注意する必要がある。



改善点

(1)食費会計について
 もっと細かいお金を用意しいったほうが会計清算時や買出し時に便利であった。 また、清算は毎回ミーティング後に行うなどして翌日に持ち越さないようにし、 買い物の詳細が書いている紙は管理を徹底する必要があった。


(2)デリバリーのフィリピンタイムについて
 配達の遅れや忘れに対しては、アクアマーク側に何度も配達時間を守ってくれるようにお願いしたがあまり改善はされなかった。 しかし、配達を頼む際に、配達を毎日お願いすると約束を守り比較的毎日来てくれ、 1日おきに来てほしいなどのお願いをすると大抵の場合来なかった。 水があまり減っていなくても毎日お願いしたほうが良かったかもしれない。 水屋や大きいボトルのミネラルウォーターが買える店が近くにあればなお良かった。


(3)病気と水との因果関係
 とにかくボトルなどの衛生面は出来る限り注意しなければならない。 水屋の洗浄・殺菌がどのように行われているか調べるのは難しいと思われるが、 ドラックにも水屋は2店舗あったので、 近くの町にある複数の店の中から村人や町の人に聞くなどして適当な店を検討するのが良いだろう。



【参照】

(文責:尾崎雄飛、新崎三幸、高木桂)



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